海外保険をご検討中の皆さまへ

海外保険をご検討中の皆さまへ

海外居住・海外駐在者は、日本の金融機関・金融商品を利用することが法律上できないため、海外での運用を模索した結果、海外保険に辿り着く方は多いです。

海外保険をご検討中に皆さまが、最適な海外保険で、よりよい未来が迎えられますよう、海外保険を契約する際のポイントをまとてめております。是非参考にしてください。

海外保険のメリットとデメリット

海外保険のメリットとデメリットを3つずつご紹介いたします。

メリット① 高い利回り

数字で比較ができますので、最も分かり易いです。例えば下記は香港の保険会社が提供する設計書の抜粋です。

商品:米ドル建て貯蓄型保険
支払保険料:100,000米ドル(全期前納)

経過年数予定解約返戻金返戻率平均年利回り
10年後136,299ドル136%3.15%
20年後246,953ドル246%4.62%
30年後484,508ドル471%5.40%
サンライフ香港「Victory」の場合


海外保険は、債券のみならず金利が確定しない株式を織り交ぜて運用しておりますので、将来受け取る返戻金は上記より変動する可能性がございます。また「高い利回り」というのはあくまで日本の保険との比較で、香港では多くの保険会社が上記と同様の予定利回りを提示してきます。つまりこれが「世界標準の利回り」であり、日本が低すぎると事実に気付くこととなります。(参考記事はちら

メリット② カントリーリスクの分散

日本以外に金融資産を持つことで、カントリーリスクの分散ができます。カントリーリスクとは、政治・経済状況の変化によって、その国に保有する資産の価値が変動する可能性のことです。現在の日本が抱えるカントリーリスクは、少子化リスク、地震リスク、社会保障性の問題、戦争リスク、財政破綻リスクなどが挙げられます。これらリスクを回避したければ、日本の法律が影響しない海外に資産を持つしかありません。日本の財政破綻などあっては困りますが、万が一有事の際には、影響を受けない海外資産は大いなる助けになるはずです。

メリット③ 通貨の分散

日本人は円資産しか持たない方が圧倒的に多いです。円資産しか持たないと、日本円の下落(円安)は、世界標準でみた資産の目減りを意味します。そこで流動性を要しない(しばらく使う予定がない)資産の一部を、米ドル建て保険で保有することで通貨の分散ができます。さらに定期預金等より高い、インフレに負けないリターンが見込めますので一石二鳥です。

では次にデメリットです。

デメリット① 言葉の問題

海外保険の契約書や商品パンフレットは基本的に全て英語です。日本語訳はありません。(あったとしても公的なものではなくあくまで参考訳)また申し込み後の保険会社からの通知、 契約内容や解約返戻金を確認できる書類、保険会社提供のウェブサイトも全て英語です。従って英語が苦手な方には海外保険は少々ハードルが高く感じてしまいますが、この問題は日本語サポートを提供する代理店やサポート会社を介することで解決できます。

デメリット② 情報収集が大変

情報収集はインターネットや書籍に頼ることが多いかと思いますが、特にインターネット上では色々な思惑でよいことも悪いことも両方書かれていることが多いですから、情報の鵜呑みにするのは危険です。海外保険商品の正しい情報が知りたければ、対象の保険会社が発信するウェブサイトを訪問するのが一番です。会社概要も商品パンフレットも(英語ですが)全てダウンロードできます。ホットラインに電話してみたり、メールで問い合わせるのもよいでしょう。とにかく金融機関に直接連絡を取ることで、最も確かな情報を得ることができます。

デメリット③ 為替リスク

海外保険は外貨建てですので、契約時と解約時の為替レートの差異により為替差損が生じる場合がございます。

どこの海外保険にするか

契約から満期まで十数年あるいは数十年資金を預けることになりますので、大切な資金を預ける先は、信用力の高い国の、信用力の高い保険会社をお勧めいたします。

弊社では、香港・マン島などの「オフショア」保険会社に限定し、サポートさせていただいております。ところで「オフショア」の定義は下記の通りです。

・治安が安定しており、法律・制度もしっかりしている(=資産が守られる)
・税金が安い(=運用益が出しやすい)
・金融が発達している(=競争力のある金融商品が多数)

(「オフショア」関連記事はこち

しかしオフショア籍の保険会社なら全て安心かというとそうとも限りません。ですから、

「オフショア」+「大手金融機関」

が最も無難です。歴史がある、上場している、S&P(スタンダードアンドプアーズ)の高い格付けを取得している、海外支社をたくさん出しているなど、一般によく知られている保険会社がよいでしょう。ただ日本に進出していない優秀な保険会社は多数ございますので、ご自身の知っている・知らないの物差しだけでお決めにならないようにしましょう。

海外保険の種類

保険をご契約される方の目的は、

1.万が一の病気や死亡時のために「保障」を準備しておきたい
2.「運用」して増やしたい
3.その両方

のいずれかです。ですから契約すべき保険商品はお客様の目的によって変わります。ここでは主な海外保険をご紹介いたします。

貯蓄型保険

運用◎ 保障△

主な用途:個人年金、教育資金、事業資金など

日本人に最もポピュラーな海外保険はこのタイプです。運用重視の保険で、保険会社が債券や株式に分散投資しながら運用します。運用次第で将来受取る金額が変動します。運用利回りは、期間にも寄りますが年利2~5%前後を見込みます。
満期は120歳や138歳などに設定されているものが多く、いわゆる終身保険と同じです。
保険期間中にに被保険者や受取人を変更し、代々証券を継承(資産継承)できるものもございます。
死亡保険金は、払込保険料総額、もしくは被保険者死亡時の解約返戻金のどちらか大きい方ですので、被保険者死亡時は元本割れすることはありません。(一方契約者都合による早期解約は、経過年数により元本割れする場合がございます。)
運用商品なので健康診断は必要ありません。健康状態に関係なくどなたでもお申込が可能です。

保険料支払い方法:年払い、半年払い、月払い
保険料支払い期間:一時払い、2年払い、5年払い、10年払いなど
通貨:米ドル、香港ドル

例)35歳男性・非喫煙者

保険料:10,000米ドル/年 x 5年払い
保険料総額:50,000米ドル

経過年数予定解約返戻金返戻率平均年利回り
10年後59,771米ドル119%2.25%
20年後120,826米ドル228%5.01%
30年後236,556米ドル471%5.68%
サンライフ香港「Victory」の場合

死亡保障付き終身保険

運用〇 保障◎

主な用途:個人年金、教育資金、保障手当など

貯蓄型保険に次いでポピュラーなのがこの死亡保障付き終身保険です。上記の貯蓄型保険に死亡保障をプラスしたような保険です。貯蓄保険同様、債券や株式で運用をしますが、一定金額の死亡保障を約束するため、貯蓄型保険より若干利回りは下がります。それでも日本で販売されている同様の終身保険とは比較になりません。
既往症や支払保険料総額にもよりますが、健康体の方は、健康診断なし(告知のみ)で申込が可能です。

保険料支払い方法:年払い、半年払い、月払い
保険料支払い期間:一時払い、2年払い、5年払い、10年払いなど
通貨:米ドル

例)35歳男性・非喫煙者・健康体

保険料:1万米ドル/年 x 5年払い
保険料総額:5万米ドル

経過年数予定解約返戻金返戻率平均年利回り死亡保険金
10年後40,146米ドル80%164,418ドル
20年後104,215米ドル208%4.15%244,613ドル
30年後175,973米ドル351%4.58%320,852ドル
サンライフ香港「Life Brilliance」の場合

養老保険

運用〇 保障〇

主な用途:教育資金、期限のある資金運用など

ご自身の運用目的に合わせて保険期間と死亡保険金を決めて申込をします。 俗に言う「学資保険」は養老保険のことです。
保険期間内に解約した場合は元本割れの可能性がございますが、保険期間満了することで、通常よりも高い返戻が期待できます。被保険者が保険期間中に死亡した場合は、残りの保険料が免除され、死亡保険金が受取ることができます。

保険料支払い方法:年払い、半年払い、月払い
保険料支払い期間:一時払い、5年払い、10年払い、20年払いなど
通貨:米ドル

例)35歳男性・非喫煙者

保険料:1万米ドル/年 x 5年払い
保険料総額:5万米ドル
保険期間:15年

経過年数予定解約返戻金返戻率平均年利回り死亡保険金
10年後56,162米ドル112%1.46%84,357ドル
15年後84,357米ドル168%4.09%84,357ドル
サンライフ香港「Commitment」の場合

個人積立年金

運用◎ 保障△

主な用途:個人年金、事業年金

毎月の定額積立投資で、複利の効果とドルコスト平均法のメリットを活用しながら資産形成します。この保険商品の魅力は、少額から資産形成がはじめられることと、投資先判断をオフショアのIFA(Independent Financial Advisor=独立系金融アドバイザー)に委託できる点です。日本のiDeCoをプロに運用してもらうイメージです。日本法人での契約も可能ですので、企業の海外事業用資金形成にも利用可能です。 将来の返戻金はIFAの運用によって変動します。(関連記事はこちら

保険料支払い方法:月払い
保険料支払い期間:5年~30年
通貨:日本円、米ドル、ユーロ、香港ドルなどから選択
保険料:31000円~

海外保険の申し込み方法

海外保険の契約は、保険代理店、もしくは保険ブローカーを介して申し込みをします。どちらでお申し込みをしても保険料は変わりません。弊社グローバルサポートをご利用いただく場合は、弊社が提携する保険ブローカーを介してお手続きをサポートさせていただきます。

代理店・サポートの選別

最近、他社でご契約されたお客様が弊社にサポート移管されるケースが増えております。移管される方の主な理由は、海外保険がよいと紹介され始めてみたものの、サポート手数料が高かったり、紹介者やサポート会社と連絡が取れなくなってしまい、いわゆる「海外投資難民」になってしまったからです。せっかくよいと思って契約した海外保険も、海外投資難民になってしまっては最悪です。

保険契約は長期運用が前提ですので、代理店やサポート会社を決める際には、契約時の対応の他に、満期までしっかり日本語サポートを提供してもらえるかどうかの見極めも大切です。

その点において弊社は、設立15年で5000名以上の日本人の皆様をサポートし続けてまいりました。日本帰国後も日本のサポートデスクがお手伝いいたしますので、どうぞご安心ください。

まとめ

海外保険は、正しくご利用いただければ、皆様の資産形成の大きな味方になってくれると私たちは確信しております。お金の問題解決の一手段として、前向きにご検討いただければと思います。

  • 海外保険はオフショアの大手保険会社で契約する
  • 目的を明確にする(保障か運用か両方か)
  • 満期までサポートしてくれる代理店・サポート会社をみつける

海外保険に関するご質問・お問い合わせは、お気軽に無料相談をご利用ください。