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台湾在住中に、どうやって資産運用するのがよいのか。株式投資?投資信託?不動産?FX?いろいろな運用を比較してみます。

資産運用に正解はありません

所詮お金、されどお金。ないよりあった方がいいのはみな一緒です。そして少しでも増やしたいと思い皆さん行動しようとします。しかし、そもそも経済教育・投資教育を、義務教育で教わらない我々日本人は、資産運用と言うと、まずその入り口で止まってしまう方がほとんどではないでしょうか。

実際資産運用といっても、色々な方法があります。

  • 銀行預金(台湾ドル定期預金)
  • 株式投資(台湾株)
  • 債券投資
  • 投資信託
  • 為替取引(FX)
  • 不動産投資
  • 保険
  • 仮想通貨
  • カジノ
  • フィリピンのエビの養殖場に投資

この限りではないですが、とにかくいろいろな方法があります。では沢山ある方法の中で、どの方法で資産運用するのが正解か。答えは、

「人それぞれ」

です。運用とは、リスクとリターンの関係性です。リスクが高ければ、大きなリターンが見込め、リスクを取らなければ、見込みリターンも小さくなります。リスクが低いけどリターンが大きい、といった都合の良い話は、投資の世界では絶対にありません!(ここは断言しておきます)要するに、

「取ったリスクの対価がリターン」

なのです。

取れるリスクは人それぞれ違います。ですから自分が取れるリスクと目指したいリターンをまず把握し、その許容リスクと見込みリターンに合ったツールを使って、資産運用すればよいわけです。そこで運用手法別に、ある程度のリスクとリターンの関係を理解しておいた方がよいので、今日はそれぞれの運用手法における、私なりの解釈を簡潔にご紹介します。

銀行預金(台湾ドル定期預金)

リスクレベル:ローリスク・ローリターン 

銀行が破綻しない限り金利がもらえます。いつでも引き出せるのは預金のメリットです。(流動性リスクが低い)そして台湾政府におけるペイオフは300万台湾ドルですから、日本とほぼ同じです。ただ残念ながら金利はご存知の通りの低金利で、そこそこのインフレにも勝てません。従って”増やす”ことを目的とした運用には、銀行預金は適しません。

株式投資(台湾株)

リスクレベル:ハイリスク・ハイリターン

単体の株式に投資する場合、リターンはその投資先の企業の業績(実際はその企業を取り巻く環境・マーケット・世界情勢・その国の経済状況、消費者の嗜好、競合他社など外的要因が多々関係してきます)によって大きく左右されることになります。投資先企業を選定するための知識や情報収集が必要になります。将来性の高い会社を早い段階で発見できれば、非常に大きなリターンを得ることができるのも株式投資の魅力です。ただ外国人の我々が台湾の優良企業を探しあてるのは、結構至難の業ですね。

債券投資

リスクレベル:ローリスク・ローリターンからハイリスク・ハイリターンまで様々

債券の場合は、誰に資金を貸すのか、によってリスク・リターンは様々です。例えば米国債であれば、かなりリスクは抑えられるでしょう。しかしある新興国の一企業の債券であれば、金利は高いですが、リスクは高まることになるでしょう。リスク・リターンのバランスをしっかり見極め、自分で投資可能な債券を探しだす必要があります。債券の詳細に関しては下記の別ブログを参照してください。

投資信託

リスクレベル:ローリスク・ローリターンからハイリスク・ハイリターンまで様々

これも債券投資に同じです。投資信託によって、投資先は様々ですから、リスクもリターンもバラバラです。投資信託のメリットは、投資先をプロが選別してくれている点です。例えばA社の中国株式投信であれば、A社の中国マーケットに精通したファンドマネージャー達が、今投資すべき中国の企業を入念に調べあげ、ファンドを組成しているわけです。資金を出すだけで、乗っかることができるのが投資信託のメリットです。

世界には10万本以上の投資信託があるといわれていますので、その中から選別は大変ではありますが、投資信託を利用する際の注意点として、配当(分配型)が出るタイプの投資信託は控えましょう。日本で販売されている投資信託の実に半分がこの配当型なのですが、投資信託は、中期・長期運用が前提です。いちいち配当をいただいていたら、複利の効果も半減し、更にその都度手数料や税金を中で支払うことになり、増えるものも増えません。

為替取引(FX)

リスクレベル:ハイリスク・ハイリターン

下記のブログでも紹介していますが、FXはギャンブル(投機)です。ゼロになるかもしれない、という前提で取り組んでください。

数十万円の資金から、数億円に増やしたといった類の本やブログを見かけることがありますが、私はそういった人達を、「1万人のじゃんけん大会で優勝した人」と例えています。優勝したことは事実ですし、すごいことなのですが、この優勝者が、第二回大会でまた優勝する確率はどれ位あるのか。そのぐらい勝ち続けるのが難しいのがFXです。

あと余談ですが、FX自動売買で毎月安定収益、といったようなものは気を付けてください。(理由を知りたい方は個別にお問い合わせください。)

不動産投資

リスクレベル:ハイリスク・ハイリターン

不動産投資は専門知識が必要な投資です。私は不動産は専門ではないのですが、資産の分散を考慮すると、是非持ちたい運用の一つではあります。やはり定期的な収入を生んでくれる点で不動産投資は優れています。ただある程度まとまった資金が必要になってきますので、そこまで資金がない場合は、REITのようなものであれば、小額から不動産投資が可能です。またREITは、中で分散効果もあります。

海外不動産に投資をされる場合は、是非購入後の管理の部分をしっかりサポートしてくれる業者さんを選別するようにしてください。不動産は購入後が全てです。建物の管理・修繕、たなこ付け、家賃回収、そして最後の売却まで、責任を持って面倒をみてもらえないと、自分で海外とのやり取りをするとなると、言葉の問題・習慣・ルールの違いなど、大変なことになります。

保険

リスクレベル:ミドルリスク・ミドルリターン(ドル建て 海外手配)
       ローリスク・ローリターン(円建て・ドル建て 日本国内)

保険会社では、会社経営とは分別勘定で、契約者のお金を運用していますので、保険会社破綻によって保険金がなくなることは一般的にありません。(破綻したことによって、今まで(予定通りの)運用が出来なくなり、約束されていた利回りがもらえなくなるとか、強制的に運用がストップする影響はあります。)

保険は将来必ず支払いが発生しますから、保険会社は無茶な運用はしません。運用先は様々な債券がメインです。(株式も一部入っている運用もあります)従って債券運用と近い利回りが期待できます。また保険会社が保有する債券は、相当な種類と数でしょうから、保険1契約でも、運用における分散効果と、安定した利回りが期待できるのも保険の特徴です。一方途中で解約すると、早期解約手数料がかかり、元本割れもあります。

仮想通貨

リスクレベル:ハイリスク・ハイリターン

仮想通貨という概念は、利便性やコストの面で間違いなく将来性があると思います。しかし上がった・下がったの売買ツールにされている現状においては、為替取引(FX)同様、投機と言わざるを得ません。

カジノ

リスクレベル:ハイリスク・ハイリターン(長くやればやるほどハイリスク・ノーリターン?)

私はカジノは嫌いではないので、また折をみて統計の観点から取り上げでみようと思います。1分で資産を倍にできるのがカジノであり、また1分で全てを失うこともできます。言うまでもなく、カジノはギャンブルです。節度を持って楽しみましょう。

2004年に、当時32歳だったあるイギリス人が、全財産の1500万円をルーレットに賭けて、ニュースや映画になりましたね。その後の彼の人生が気になります、、、。(Ashley Revell)

フィリピンのエビの養殖場に投資

リスクレベル:ハイリスク・ノーリターン

この手の詐欺話は数年おきに出回ってきます。投資の世界にうまい話はありません。うまい話が舞い込んできたら、まず自分の見えていない、気づけていないリスクがあるはずだと疑ってください。もしご自身で判断ができない時は、遠慮なくお問い合わせください。

結論

行きつくところは、まずそれぞれの運用のリスクとリターンを理解した上で、自分が許容できるリスクがどれぐらいなのか、どれ位のリターンを目指したいのか、適したツールがどれなのかを見極めていく必要があります。その判断を誤らないためにも、ある程度のご自身での勉強も必要です。また我々のようなプロのアドバイスも取り入れながら、是非ご自身にあった資産運用を探してください。

個別相談も随時受け付けておりますので、是非ご利用下さい。

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