台湾在住者がお申込できる貯蓄型保険提供保険会社ーFT Life(富通保険)の歴史・評判・評価をまとめました

FT Lifeの歴史

香港や中国を訪問したことがある方は、必ず街のどこかで「周大福」という貴金属店を見かけたことがあるのではないでしょうか。周大福は、香港に120店舗、中国に2000店舗ございますので、観光客で賑わう都市には、必ず店舗がございます。

その周大福ジュエリーグループのオーナーに当たる「周大福ホールディングス」が大株主となっているのが「New Worldグループ」です。FT Lifeは、New Worldグループの保険とアセットマネージメント金融部門として、2019年より香港・中国を中心に活動しております。

【会社変遷】
前身は香港に拠点を置く「New Zealand Insurance Life (Bermuda) Limited (ニュージーランド生命(NZI))」のアジア支社です。
1994年 Pacific Century GroupがNZIを買収。Top Glory Insurance(トップグローリー生命保険)に改称
1999年 Pacific Century Insurance(パシフィックセンチュリー保険(PCI))に改称し、香港市場にて上場
2007年  ブリュッセル本社のベルギー最大手保険会社Fortisが買収、社名もFortis Insurance Company (Asia) Limitedに改称
2010年 Fortisグループが社名をAgeasに変更。これに伴いFortis Insurance Company (Asia) LimitedからAgeas Insurance Company (Asia) Limitedに社名改称
2016年 中国金融ファンドJDグループが買収、その後 FT Life Insurance Company Limitedに社名改称
2019年 NWS Holding Limitedが買収、NWSグループの傘下に。

New World Development(新世界発展有限公司)

ニューワールドディベロップメント(New World Development Company Limited・香港証券取引所:17)は1970年に創設、1972年に香港で上場しました。香港ハンセン指数にも採用されており、2021年6月30日時点にて、約6271億香港ドルの総資産を有する大企業です。中核事業として、不動産投資・都市開発、道路・高速道路のオペレーション、業務用航空機リース、建設、保険、ホテルなどが挙げられます。

New World Development Company Limitedのホームページはこちら

NWS Holdings Limited(新創建集團有限公司)

NWSホールディングスリミテッド (NWS Holding Limited・香港証券取引所:659) は、 FT Lifeの100%出資会社にあたります。New World Development Company Limited(新世界発展有限公司・香港証券取引所:17)の多角的産業旗艦として、主に香港と中国本土で幅広い事業に投資し、運営しております。主なビジネスは、有料道路、民間航空機リース、建設、保険、ロジスティクスなどです。総資産は1,520億香港ドル(2020年12月末時点)

NWS Holding Limitedのホームページはこちら

FT Life詳細

FT LifeはNew Worldグループ傘下の保険・金融事業部門として、主に中国・香港の個人、法人向けに、保険やアセットマネージメントサービスを提供しており、また香港人向けに、強制積立年金制度(MPF)のプラットフォームも提供しております。

正式名称:
FT Life Insurance Company Limited (incorporated in Bermuda with limited liability)
萬通保險國際有限公司
(香港で登録しているバミューダ籍の保険会社という立ち位置です)

FT Lifeのホームページはこちら

  • 総資産:752億香港ドル(2020年)
  • ソルベンシーレート:524%(2021年6月30日時点)

※ソルベンシーレートとは、その保険会社の財務健全性を図る指標の一つで、香港当局は最低でも預かり総額に対して150%以上の資産を保有するように監督しております。FT Lifeは524%と言うことですから、最低基準を大きく上回る資産を余裕していると言えます。

信用格付け

フィッチレーティング(Fitch):A-(2020年12月時点)

ムーディーズ(Moody's):A3(2021年9月時点)

FT Lifeが提供する保険商品

FT Lifeは、様々な保険商品を提供しておりますが、台湾在住日本人や駐在員が申込可能な、代表的な貯蓄型の保険商品は下記の通りです。

保険商品名詳細
Regent Prime Insurance Plan II (Premier)貯蓄型保険(米ドル)
運用を主目的にした保険商品で、長期運用で4~5%の運用リターンが見込めます。部分解約もできるので、お子さまの学資金や、将来の自助年金作りに最適な保険商品です。
詳細パンフレット(英語)はこちら

保険商品申込の流れ

FT Lifeを取り扱う保険代理店、もしくは保険ブローカーを介してお申込をします。香港保険業監管局に登録済の保険代理店・保険ブローカーであればどこでも構いません。お申込の意志決定後、お申込書のやり取り、保険料の払込、そして保険証券が最終的に発行されるまで、通常1カ月から1カ月半前後の時間を要します。日本ご帰国予定の方は、お早めにお手続きを始めることをお勧めいたします。

まとめ

FT LifeはNew Worldグループに属しており、グループ全体の資本力、格付け会社によるレーティングを考慮すれば、十分高い信用力を備えていると言えます。

またFT Lifeの米ドル建て貯蓄型保険「Regent Prime Insurance Plan II」は、他のブログでもご紹介しております
サンライフ香港の「Victory」「Venus2」
FWD Life香港の「Max Focus Infinity 」
YF Lifeの「Infinity Saver 3」
と同様、運用重視の保険商品となっております。どの貯蓄型保険を選ぶか悩ましいですが、予定利回りを重視される方には、Regent Prime Insurance Plan IIは選択肢のひとつになってくるのではと思います。

いずれにせよ貯蓄型保険は、長期運用ではじめてメリットを享受できます。元本到達予定を考慮し最低でも10年、可能でしたら20~30年以上流動性リスクをお取りいただける資金で運用するのがおすすめです。

資産運用のご相談、保険商品の詳細は、無料個別相談からお気軽にお申込みください。

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