台湾在住者におススメの学資保険-サンライフ香港の「コミットメント」(養老保険)

なぜ学資保険が必要なのでしょうか。

学資保険加入目的は、お子様の高校や大学への進学タイミングに、必要となる入学金や学費等をあらかじめ少しずつ準備しておくことです。

下表は、大学入学時に必要な入学金と初年度学費の合計金額です。公立か私学か、または学部によっても差がございます。しかし実際に必要な資金をこれだけではありません。入学前の準備(受験費用、受験の際の交通費や宿泊費)、地方から上京だと仕送りも必要です。浪人ともなれば、予備校授業料や予備校までの交通費、夏期特別講習など、とにかくまとまったお金が必ず出ていくことになります。ですからお子様がいらっしゃる方は、計画的に学資金を準備しておくに越したことはありません。

では仮に今お子様が0歳だとします。すると18年後にまとまったお金が必要になることは今から予想できます。もし500万円の学資金を準備しておきたいとお思いなら、

500万円÷18年÷12か月=23,148 円

今日から毎月23,148円を、18年間貯金箱か銀行に積み立て続けることができれば、目標額500万円を用意することができます。しかしこの積立には、懸念事項が2つございます。

【懸念事項1】毎月23,148円の積立を継続できないと、目標は達成できない。

もし途中1度でも積立ができなかったり減額すると、目標額500万円は達成できません。将来お子様が大きくなり、習い事や補習授業(塾)の月謝がかかるようになったり、お子様の数が増えたり、現在と状況が変わると支出が増え、積立の継続ができなくなる恐れがございます。

【懸念事項2】貯金箱や銀行預金に手をつけずに我慢できるか。

貯金(預金)のよいところは、いつでも現金を手元に用意できることです。しかしその使い勝手の良さが裏目になるかもしれません。例えば、自家用車が欲しいと思い、頭金が必要になったとします。そこで貯金箱(預金)のお金が目に留まり、悪魔が囁きます。

「子どもの学資金目的のお金だけど、実際に必要なのはまだ先だから、一時的に拝借して後で補填しよう。」

あとでしっかり補填すればまだよいですが、補填できないと、本来の目的達成が難しくなります。目先のことを優先してしまうのは、私たち人間の性です。

学資保険の特徴

これら懸念事項を解決してくれるのが「学資保険」です。学資保険の特徴は大きく2つです。

  1. 保険会社は、あなたの保険料を債券などで運用します。保険会社の運用パフォーマンスにより保険料は変わりますので、運用が上手な保険会社の方が保険料が安くなります。
  2. 学資保険は、満期前に解約すると早期解約手数料が発生し、大抵の場合元本割れします。損をしてまで保険を解約し、自家用車を購入しようとは、よほどのことがない限り思わないものです。つまりこの解約のしにくさが、最終的な目標達成を補助してくれます。

これら特徴を理解の上ご契約いただければ、学資保険は有効な運用商品です。しかし日本の学資保険は、運用利回りがあまり魅力的とは言えません。

【日本の一般的な学資保険】
積立金   :毎月23,148円
積立期間  :18年
積立金合計 :500万円
満期時受取額:525万円
予定返戻率 :105%
年利回り  :0.55%

銀行定期預金よりはよいですが、18年運用して僅か25万円のみです。果たして18年後に物価上昇分を補うことができるのかも疑問です。保険会社の主な運用先は、長らく低迷を続ける日本国債ですから、この利回りも致し方ありません。

香港の学資保険は検討の余地大いにあり!

台湾(海外)にお住まいの方は、海外保険が選択肢になりますので、是非学資保険も海外の保険商品もご検討ください。日本の学資保険より断然高い利回りが期待できます。下記は弊社でも取り扱いがあります香港の学資保険です。

【香港の学資保険一例】

保険会社名:サンライフ香港(本社:カナダ)
設立:1892年
信用格付け:AA-(S&P) 
商品名:Commitment (コミットメント)

  • 債券運用をメインに、安定したリターンが期待できます。
  • 米ドル建て
  • 来港なしで、郵送でお申し込みが現在可能(2022年5月時点)
  • 健康診断不要(告知でお申込可能)
  • 10年から35年で保険期間を設定でき、保険料支払方法も自由に設定可能
  • 保険料は海外送金かクレジットカードで支払い
  • 特約:支払い期間中に契約者が亡くなった場合、残りの保険料の支払いは免除。
  • サン・ライフ香港コミットメントのウェブページはこちら

【運用比較-香港 v.s. 日本】

保険料   :毎月23,148円
支払期間  :18年
保険料合計 :500万円

運用方法満期金返戻率年利
日本の預貯金500.4万円100%0.01%
日本の学資保険525万円105%0.55%
サンライフ香港の学資保険「コミットメント」670万円134%3.14%

※コミットメントはUS$1.00=100円で計算
※上記満期金は18年払いを想定しており、一時払い、5年払いを選択すれば、さらに返戻率は上がります。

圧倒的にコミットメントの返戻率が高いです。コミットメントは米ドル建てのため、為替リスクがございますが、US$1.00=79円で、ようやく日本の学資保険の運用と同レベルですので、それより円安であれば、日本の学資保険より有利な計算です。

香港は金融が主要産業ですので、日本より圧倒的に有利な保険商品・運用商品が多いです。選択肢は多いに越したことはございませんので、学資保険をご検討中の方は、是非コミットメントのような海外保険も一度調べてみてください。

また今回はサンライフ香港の「コミットメント」を学資保険として取り上げましたが、終身の貯蓄型保険を学資金と自助年金の両方を目的に利用する方法もございます。ご相談いただけましたら、ご希望に合わせて色々とご提案させていただきます。お気軽に無料相談をご利用ください。

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