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台湾のインフレターゲットを調べてみたのですが、Google上で中々検索がヒットせず、次に台湾中央銀行のウェブサイトも探してみたのですが、私のPoorな英語では検索できず、唯一2014年のある記事に、台湾中央銀行のインフレターゲットは”2%”、というのを見つけることができました。(多分今も変更はないものと思われます。)

ちなみに2%のインフレターゲットを掲げいる中央銀行は、台湾の他に、アメリカ、ユーロ圏、カナダ、イギリスなど、多くの先進国のインフレターゲットは2%です。何故かというと、2%程度のインフレするような経済成長が、最も安定した経済だという認識をしているからに他なりません。

いずれにせよ、この2%という数字を一つの目安として、台湾のインフレ率を過去統計からみてみましょう。

まずこちらは過去1年間の月ごとのインフレです。

台湾の過去1年間のインフレ率

今年の1月につけた1.85%は、2018年4月以来の高いインフレ率でしたが、その後すぐ新型コロナの影響により、2月・3月は一気にマイナスに突入してしまいました。人が動かず、モノが動かないとこんなにも経済にブレーキがかかるのですね。

そして過去10年分のグラフが下記になります。

台湾の過去10年間のインフレ率

ある程度の期間でみる方が全体が見えてきます。この10年間の平均インフレ率は、1%前後です。中央銀行の目標が2%より、若干下回っているということになります。

さて次に日本です。まず過去1年は下記のとおりです。

日本の過去1年間のインフレ率

この1年間は、継続的に1%弱で推移していました。

そして過去10年間が下記のグラフです。

日本の過去10年間のインフレ率

日本銀行総裁に黒田さんが就任し、2013年1月の金融政策決定会合で具体的なインフレターゲット2%を全面に挙げるようになりました。その勢いのまま一気にインフレが加速しました。

しかし2015年頃から失速してしまい、今に至っています。黒田さんは2年で2%を達成させる、と意気込んで就任していましたが、その後インフレターゲットを上回ることはありません。

ついでに参考まで、戦後以降でグラフを出してみました。

日本の戦後からのインフレ率

「アジアの奇跡」とも言われた日本の戦後の復興は、本当に凄まじかったのでしょうね。戦後復興から1980年代までは、常にインフレ率が5%を超えていました。これは今の新興国を観ていただければイメージしやすいと思います。成長過程ではインフレ率も高くなります。

しかしバブル崩壊以降は、現在の低迷する日本経済をそのまま表す結果となっています。失われた20年に至っては、マイナス成長の年が目立っています。(グラフのオレンジの部分です)

日本経済がこのまま低迷するのか、それとも復活し、アメリカのように継続的な経済成長をなすことができるのか、これは我々日本人一人一人の意識と行動で決まってくるかもしれません。

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